①赤ちゃんの眠りと夜泣きのはなし

  • 夜泣きの原因は主に2つあるそうです。

    ①体内時計が、正しく動かない。・・・大人でも体内時計が狂うといろんな睡眠障害や時には重大な病気を引き起こします。赤ちゃんの場合、眠っている時間が短くそして眠りが浅いために、地球の一日のリズムとかけ離れています。体内時計は生後1カ月頃から働き始めるそうです。眠っている時間が大部分と言っても、そこには昼と夜との違いを教えつつ、安定した睡眠リズムを作って行かなくてはならないと。生まれた時は、体内時計のリズムは不完全です。地球と言う宇宙船に乗る限り、宇宙船のリズムに体内時計を合わせなくてはなりません。

    ②不適切な寝かし付けの習慣による夜泣き・・・大人の場合でも「入眠儀式」「起床儀式」をし、生活(睡眠)リズムを作ることが大事と言われてますが、赤ちゃんの場合も同様に(それ以上かも)両儀式は大切だと言ってます。

  • 【夜泣き対策】と言うと大袈裟ですが、次の幼児期の睡眠を考えて、3つの行動ポイントを薦めています。

    (A)朝は7時までに起こそう。…でも、いきなり起こしてはいけません。陽の光(明るさ)を上手に使って、気持ち良く起こしましょう。いきなり明るくするのも良くありません。朝昼は明るく夜は暗いもの、朝昼は活動する時間で夜は静かに寝る時だと言うことを教えて行かなくてはなりません。朝の忙しい時間にそんな悠長な事は出来ないと言われるかも知れませんが、夜泣きでお母さんが不眠に成る事を防げるなら、ちょっと頑張りませんか。その時、赤ちゃんに「おはよう。たくさん寝たね。いい子だったね。」などと声を掛けつつ、またパジャマから日中の服装に着替えるなど朝が来て起きるのだと言うことを知らしめることが大事と言ってます。もちろんスキンシップも忘れずに。

    (B)お昼寝の時間を調整して、日中は活動的に過ごそう。…赤ちゃんの眠りは大人が思うほどぐっすり寝ていないのかもしれません。眠りは浅いようです。夜の眠りも同様に、短く浅いため、夜中であっても起き易いようです。夜中に起きるのは当たり前だそうです。

     もう一つ「初めて聞く言葉」が有りました。「寝言泣き」という言葉です。なんじゃそりゃ!ですよ。大人なら寝言ですが、赤ちゃんは言葉が有りませんから、それが泣くという事だそうです。言われてみれば、なるほど!という感じですね。起きるたびにオッパイをやっていたり、泣くたびに抱っこしたりするのは良く無いそうです。泣くたびに抱っこするのは、寝言(泣き)を言う度に起こされるのと同じだそうです。大人でも寝言を言う度に起こされていたのでは寝られたものでは有りませんね。

    (C)寝る前30分のイチャイチャタイムを作ろう。…「入眠儀式」「起床儀式」をしましょう。赤ちゃんにとっての「入眠儀式」とは何でしょう。食事・入浴・歯磨き・着替えなどをし、寝る30分前はママとのイチャイチャタイムです。灯りは少し落とし、ママの声も静かに、そしてスキンシップをしつつ、夜は8時までに寝かすことを推奨しています。

  • 子供の睡眠

出典(参考・抜粋) :
   著者: 清水悦子(夜泣き専門保育士)
   監修: 神山潤(医学博士)
  書籍名: 「赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド」   


  • 【脱線話:添い寝が良いか、一人寝が良いか】
    欧米では一人寝があたり前のようですが、世界の国々では、およそ90%が添い寝の習慣が有るそうです。人類は生まれてずっと(200万年ほど)添い寝をしながら子を守ってきました。欧米の習慣(わずか200年前から)が絶対正しいとは限りません。最近は欧米でも添い寝を推奨する流れが生まれているそうです。夜中に、お母さんのふとんに潜りこんで一緒に寝た時、あの時のぬくもりと安心感は皆さん経験あるのではありませんか?

②早寝、早起き、朝ごはん・・・保育園から小学生

子どもたちが元気に成長していくためには、運動、食事、睡眠が大切です。
最近では、朝ごはんを食べない子は減っているようですが、それでも時々聞き及びます。
良い睡眠のために、睡眠の質を上げるためには、朝食は極めて重要なのです。

人は夜になると眠くなります。眠くなるホルモンが分泌されるからです。そのメラトニンは、良い朝食こそが出発点なのです。
メラトニンは、人を睡眠へと誘います。本当に大切なホルモンです。このメラトニンの量が少ないと不眠症など睡眠障害が起り易くなります。
睡眠障害が起こらないまでも、睡眠の質が悪いと学習にも影響が及びます。
【メラトニンはどのように生成されるのでしょう。】
メラトニンが生成されるには、セロトニンが必要であり、そのセロトニンは必須アミノ酸のトリプトファンが原料です。
 つまりは…『トリプトファン』⇒『セロトニン』⇒『メラトニン』⇒『眠くなる』 という流れになります。

【セロトニンの働きとは何でしょう。
 この出発点である必須アミノ酸【トリプトファン】は体内で作り出すことができません。食事で摂取するしかありません。成長期は勿論必要ですが、成人・高齢者になっても良質なタンパク質を摂る事は快眠への必要条件です。

 また、子どもがこうした生活習慣を身に付けていくためには家庭の果たすべき役割は大きいところですが、最近の子どもたちを見ると、「よく体を動かし、よく食べ、よく眠る」という成長期の子どもにとって当たり前で必要不可欠な基本的生活習慣が大きく乱れています。
 こうした基本的生活習慣の乱れが、学習意欲や体力、気力の低下の要因の一つとして指摘されています。
 このような状況を見ると、家庭における食事や睡眠などの乱れは、個々の家庭や子どもの問題として見過ごすことなく、社会全体の問題として地域による、一丸となった取り組みが重要な課題となっています。
50~60年ほど前の小学生は、大方夜8時~9時あたりには床についていた。だが、現在では10時~12時でも起きている子らがいるようです。

睡眠は、今日の疲れを癒すためと言うより、明日の元気な体のために必要なものです。

  • 子供にとって、大変重要な成長ホルモンは、寝始めから約3時間で最も分泌されます。

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