布団干しは、なぜ気持ち良い!
・・・冬季、布団の中がなかなか温まらないのは、なぜ?

  • 冬の季節、布団を干すのはどうしても減ってきます。日本海側や北国では冬季の布団干しはほぼ不可能ですね。また、都会でもマンションによっては外観上ベランダでの洗濯物や布団干しを禁止されているところもあります。
     でも、寝具とあなたの健康のためには布団の日干しは大切です。では、「日干し」は何故必要なんでしょうか?
    日に干さずにいると、おふとんはなんとなくジメジメ(湿々)してます。でもほとんどのお客様は布団がジメジメ(湿々)とは感じていないかも・・・。冬は寒いから布団の中がなかなか暖まらない、冷え性だから・・・仕方ないと思っている方がほとんどかもしれません。


「絶対湿度」と「相対湿度」のからくり
・・・暖房加湿の冬季にカビが発生!する理由・・・

  •  「温度33℃±1℃、湿度50%±5%」(寝床内気候)が快適に寝られるお布団の中と言われます。この湿度、実は相対湿度です。冬から早春は乾燥し易いからといって、ストーブの上にやかんを乗せて加湿しているご家庭も多くみられます。受験生のお宅ではエアコン(ストーブ)に加湿器という組み合わせの方も多いでしょう。
    室温が25℃と20℃と15℃と10℃とを比較すると空気中に含まれる水分量はおよそ25℃の時のおよそ2/3倍・1/2倍・1/3倍になります。つまり室温が下がるに従って空気中に含まれていた水分は空気中に居られなくなります。どこへ行くのか? かっての日本家屋は土壁でそれらの水分を吸ってくれてました。今では壁が吸う量は極端に少なくなり、結露となったり、寝具の中へと入ってしまうようです。布団がどうしてもジメジメ(湿々)してしまいます。さらに人は一晩にコップ1~2杯の水分を発生させています。

*****カビの話*****

冬季にカビが生える理由

  • ●室温の低下によって、空気中にある湿気は、漂うことが出来なくなり、寝具に行き場を求めます。(絶対湿度と相対湿度)
    ●ポリエステル繊維など吸湿性の悪い敷きふとんや、ウレタンフォームのマットレスを使っていた時、フローリングの床面と敷きふとんの生地との間にカビが生えることがあります。それは、逃げ場を失った湿気が集まるからです。さらに、敷きふとんを干さないで飽和に近いところに、風邪を引いたりして、過剰に汗をかいた場合など、湿気が敷きふとんを通過して床にたまった結果、数日でカビの発生につながってしまうのです。除湿シートを併用することをおすすめしているのです。
    ●化繊が必ずしも素材に適していないわけではありません。例えば、気軽に洗濯ができる、ホコリが出にくいなど、メリットもあり、とくにアレルギー体質の方にはおすすめです。 大切なのは、寝具の特徴と使われる方の体質を考えて適したのもを選ぶこと、そしてメンテナンスを行うことです。

陽に干したふとんは何故気持ち良いの?

  • シングル 5,000円(税込)
    セミダブル6,000円(税込)
    ダブル 7,000円(税込)
    いずれも、送料別

  • お湯を沸かす時、200ccの水と500ccの水とではお湯になるまでの時間に相当な開きがあることはお分かりのように、寝具の中に湿気(水分量)が多いと、それだけ熱量は水分を温めるのに必要となり、結果布団がなかなか暖まらないということにもなります。
    ジメジメ(湿々)のふとんは、なかなか温まらないのは、余計にエネルギーが必要だからです。さらに人は一晩にコップ1~2杯の水分を発生させています。
      もう、お分かりですよね。
    冬季、寝具の中は意外と多湿で、いろんなトラブルの原因を抱えているようです。
    ジメジメふとんは温まらない上に、カビが繁殖しやすい環境になっているんです。
    日に干せない時は、布団乾燥機や加温のできる敷きや毛布で湿気を飛ばすこともアリですね。同時にエアコンを運転し部屋に溜まった湿気を屋外に出すのもとても有効な方法だと思います。
    化繊中心の寝具は、湿気を吸えず、通過させるだけになってしまいます。
    おふとんの下、マットの下などに、除湿シート「からっと寝」を敷きこまれるのも良いでしょう。


寝具の素材を見直してみませんか。・・・適材適所

  • ふとんの中の湿気を吸収するのにはふとんの素材が重要です。 一般的に多く使用されている、羊毛、もめん綿、ポリエステルを比較してみても、羊毛の吸湿率が良いことが分かります。 湿気は下に溜まるものなので、特に敷きふとんが湿気を吸収することが理想的。
    さらに羊毛わたは吸い取った湿気を放湿する力も優れています。だが、もめん綿は放出する力が劣り、日干しが特に必要となります。(もちろん、羊毛わたのふとんでも時々は干したりすることも必要です。)


具体的なお手入れ方法について

  • 1)掛けふとん・敷きふとん共にカバーを付けたままで干しましょう。
    カバーを外して干すと、強い日光に当たり生地や中身が早く傷んでしまいます。
    干す時間はそれぞれ片面ずつ1~2時間程度。
    陽に干せない方は、電気毛布などで暖め、湿気を飛ばすのも一策かも。

    ***でも、敷きふとんを陽に干してふっくらさせることを第一にされるなら、カバーは外しましょう。かつ、ベランダの手すりや物干し竿にかけるのではなく、暖かくなった瓦屋根の上に、広げるのがBESTです。(オーブンで上下で熱する要領)
    生地が早く痛むことを承知してください。

2)干してもたたかない!  ふとんの上で遊ばない!
叩くことによって、中の綿や羽毛の繊維が切れて、粉々になってふとんの寿命を縮めてしまうことになります。ホコリを出しているつもりでも、叩くことで新たにホコリを作り出しているのです。取り込むときに、2,3回振るってから、表面を払う程度が好ましいです。また、CMなどでも見かけますが、ふとんの上にジャンプしたりするのも同じことなので絶対にやめましょう!マットレスもスプリングを早くいためてしまうことになります。高価な寝具だからこそ、長持ちさせましょうね。


3)ふとんの丸洗いは3~5年がめやす
専門業者でクリーニングをすると、水で丸洗いをすることができるのです(綿桂も取次ぎをしています)。 ふとんには寝ているうちにかいた汗や油の汚れが付着します。汚れが蓄積されると嵩がなくなったり、ダニの温床になってしまいます。また、体臭などの臭いも干しただけではなかなか取れなくなります。羽毛ふとんのクリーニングのめやすは、汗かきな方だと2~4年で、普通でも5年に1回は少なくともお洗濯をするといいでしょう。ドライクリーニングは臭いや生地の汚れが落ちにくかったりしますので、クリーニングに出す前に確認してみてください。
おふとんを洗うことより、カバーを小まめに取替え洗濯されることをお奨めします。

4)洗いはやさしく丁寧に
水洗い(家庭洗濯)によって劣化(悪くなる)寝具は多々見受けられます。劣化の最大の原因は「洗剤」による、素材の持つ油脂分の除去です。洗剤も、最近はかなり進歩しましたが、影響を「0」にすることは出来ません。
 一方、素材自体に特殊な加工を施して、「洗濯に強い」商品が開発されてもいます。以前に比べれば、水洗い(家庭洗濯)が可能と表示されている商品が増えましたが、それでも完璧という訳ではありません。
ウォッシャブルタイプの寝具は、清潔感があり、ダニの除去もできるので人気がありますが、洗濯表示の指示を守って下さい。洗濯機を使用する場合は必ずネットに入れて、脱水は弱めに。強くすると変形したり、生地が破れることもあります。干すときは形を整えて。
商品の取り扱い・洗濯等は個別商品に付いている洗濯表示をお守り下さい。

5)ウレタン系は直射日光を避ける。ウレタンは陰干しをお奨めします。
どんなウレタンも紫外線だけでなく「あらゆる光」に反応します。わずかな光で「黄変」します。低反発でも高反発でも関係ありません。だが「「黄変」しても、機能的には大きな影響はありません。ウレタン自体の素材性能により、劣化が進展します。
どんなウレタンもご家庭でのお洗濯はできません。 また、透湿性(吸湿性ではありません)はありますから、敷きっぱなしにすると湿気が溜まってカビの原因にもなります。 フローリングの床では(時にはスノコベッドの上でも)高反発・低反発にかかわらず、接した面で水分が溜りカビが発生し易くなります。

 ●商品は素材によって一長一短があります。しっかりと吟味してお買い物しましょう。

  • ②の綿は①の綿を強制的に沈めた後に浮かんできました。

  • ●仕立て直し(打直し)について
    A) もめん綿のお布団であれば、原則可能です。
    しかしながら、その中わたが打直しをする価値があるか否かが問題です。
     中央の白く浮かんでいる綿②は新しい綿で、①を強制的に沈めたが浮かんできました。打ち直しする価値のある綿です。
     沈んでいるのは古い綿と脱脂綿です。陽に干しても膨らまない打直しの価値の無い綿です。
    浮く・浮かないの差は、油脂分の差です。でも、こんな実験をしなくても、全国のプロのふとん屋さんは、外から触るだけで大方分かります。
    【余談】脱脂綿は、綿の油脂分を除き、吸水・吸湿性に特化した綿です。脱脂綿を利用した汗取りパッドは、正に吸水吸湿性に特化した商品です。
    B)羊毛敷きの場合は、原則巻き綿がWOOL100%であれば、価値があります。WOOL50%の場合は、新品購入との差が殆んど無い場合が大半です。
    C)ポリエステル綿の場合は、相当量がないと打直す価値はありません。
    少量、もめん綿に混ぜる(混綿する)ことで、生かせることが出来ます。


主なふとんの丸洗い料金(税込み価格)

サイズ

化繊わた/もめん綿

羊毛/羊毛混

羽毛/真綿

ベビー

2,160円

3,240円

3,564円

~シングル

3,780円

4,536円

5,259円

~ダブル

4,320円

5,670円

7,020円

クイーン~

5,400円

7,020円

8,640円

 ●毛布・ざぶとん・炬燵ふとん・ぬいぐるみetc 「丸ごと水洗い」します。

 ●中わたの飛び出た状態や、生地の状態によっては、洗えないこともあります。

 ●複数枚、お持込サービスもあります。