寝具の中・寝室・屋内・トイレの温度差

  • ①老人は寒くなると、布団の中を温かくすることを考えます。だが、夜間「おしっこ」などで起きることが多くなると、その時に部屋・廊下・トイレ内等の温度と寝具内の温度との差が大きいと血圧の急上昇が考えられ、心筋・脳梗塞など循環器系のトラブルが起こりやす苦なります。小住宅であれば、屋内全体を暖める(温度差を少なくする)ことも是非考えて戴きたいですね。可能ならば、床暖房は非常に良いと思われます。

    ②年を取ると、睡眠の質が低下してきます。不眠などを訴えられる方、睡眠薬(睡眠導入剤)を服用する方、そして、昼間のうたた寝などによる睡眠リズムの乱れがさらに眠りの質を悪くする原因にもなります。

  • ③最近は「睡眠負債」の話が良く聞かれます。
    睡眠負債は「がん等の病気」「認知症」などの遠因とされ、睡眠の質・量が非常に重要であることが分かってきました。睡眠の質も大切ですが、量も少なすぎる(短時間睡眠)のも良くありません。

    ④寝室の位置によって、目覚めが変わります。
    朝日が入る寝室で、太陽とともに起きることが良いとも言われますが、健康で長生きされる方は「睡眠時間7~8時間」の方が多いという統計もあります。


冬季における各国の住宅設計時の推奨室温(ご参考までに)

●寝室の推奨室温:
 ○イギリス ・・・ 18℃    ○ドイツ ・・・ 20℃    ○フランス ・・・ 18℃
●廊下等の推奨室温
 ○イギリス ・・・ 16℃    ○ドイツ ・・・ 15℃    ○フランス ・・・ 15℃
●トイレの推奨室温
 ○イギリス ・・・ 18℃    ○ドイツ・・・15~20℃   ○フランス ・・・ 15℃以上